2017年1月19日木曜日

[バクジョンベの韓国料理の誕生]飮福で使った食品の混ぜご飯、安東の代表郷土料理で

バクジョンベ料理コラムニスト・「食べ物江山」著者
入力:2016.02.17 03:00

[38]ハットジェサトバプ

祭事や茶禮が終わったら、先祖にあげた酒と食べ物を分けて食べる飮福の手続きが最後を飾る。飮福は、文字通りの祖先と神の祝福を食べて飲むという意味だ。安東をはじめとする慶尚道地域では飮福に使用された食品を大きな器に入れ、混ぜて食べる文化がある。この時、混ぜご飯を「ハットジェサトバプ」という。慶尚道地域には、1920年代には既にハットジェサトバプを売る店があったほど人気が高かった。1925年崔永年が書いた風俗に関する記録海東竹枝には、「허제반(虛祭飯・ハットジェサトバプ)ウリナラの民間の祭祀で食べ物が残っていれば骨董飯(ビビンバ)を作ったが、大邱府の中でこれを模倣して味を市場の店で販売したが名前をハットジェサトバプとした」という一節がある。ハットジェサトバプに関する最も古い記録である。

1925年3月4日、新聞には「 「ハットジェサトバプもう一杯食べてみる」という支局長(金泉)の發說に事実空腹などではなくて腹に滞っていて、付いて行って一杯食べることがオトドけど冷たい腹中に製氷會社を入れる状況がドゥェオトだ」という記事が出てくる。1984年に発刊された韓国民俗総合調査報告書郷土料理編には、晋州ビビンパを説明しながら、'30〜40年前(1940〜50年代)にハットジェサトバプという別号を付けて何の祭事でもないのに夜中に飲食店で、ジェサトジプと同じ音式を用意して売ったとする」と記している。統営のナムルバプもジェサトバプから派生した食糧である。

今日ハットジェサトバプは安東を代表する郷土料理として挙げられる。1976年安東ダムの建設以来、民俗観光地が建てられてハットジェサトバプが本格的に登場する。古くから安東地域では、祭祀膳に上る様々なナムルと散炙、湯と温かいご飯がメインメニューのハットジェサトバプを夜食に楽しんで食べてきた。

http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2016/02/17/2016021700123.html

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