2017年1月19日木曜日

[バクジョンベの韓国料理の誕生]お菓子なかった時代... 砂糖・醤油につけて食べたおやつ
 [53]おこげ

バクジョンベ料理コラムニスト・「食べ物江山」著者
入力:2016.11.09 03:00

大半の家庭がかまどに釜でご飯を作っていた1970年代だけでも、おこげは、毎食食べることができるおいしい食べ物だった。

おこげは「焦げる」から来た言葉で「釜底に黄色く焦げたご飯」という意味である。黒焦げご飯という意味で「カムバプ」や「窯値」「釜傷が」という意味の「小コルギ」など、さまざまな方言として残っている。乾餱、乾飯、黃飯などと呼ぶこともした。

焼きたてのおこげは香ばしくて柔らかい。釜におこげをそのまま置いたまま水を入れて沸かせばスンニュンになって、乾燥おこげは急な時の食事の代わりに十分だった。1905年出てきた「フランスの外交官が見た開花期朝鮮(EnCorée)」という本には「韓国の主婦たちは米を丸生地のような形で事前に長い時間前に巻き込まおき、食事時には、この生地を水に加えて溶かして食べる」と書いている。携帯食品としても愛用された。お菓子も、飲料水もあまりなかった時代おこげは特別な料理であり、おやつだった。「おこげを油に地震後の砂糖と醤油をかけて食べたり、小麦粉に埋もれて炊飯器で蒸したり蒸し器で蒸して子供がおやつのパンで与えれば栄養価も良く、味もある。」(1977年1月14日毎日経済)

1970年代以後、電気炊飯器が普及しつつおこげは思い出の中に消えるようにした。しかし、「思い出の味」ではなく、復活する。蘇った人気に力づけられ、国内の工場で生産するだけでは量が足りず中国から輸入するほどだ。おこげは今ご飯の副産物ではなく、れっきとした食べ物になった。

http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2016/11/09/2016110900045.html

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