[23]サンチュサム
バクジョンベ料理コラムニスト・「食べ物江山」著者
入力:2015.06.24 00:42
「麦飯チャングクにコチュジャン、チシャで包んで。」(農家月令歌・1843年)は、夏至(新暦6月20日頃)の頃に食べる夏の食べ物だった。1740年頃に編纂された「星湖僿說」には、「わが国の風俗は今でも蔬菜の中で葉が大きいものは全てサムに包んで食べる、サンチュサムを第一に思って家ごとに植えたので、これはサムに包んで食べるための理由である」と記している。サンチュサムに関する最も古い記録は、元の時代の詩人楊允孚が14世紀半ばに書かれた「灤京雜詠」に出てくる「高麗人はセンチェ(生菜)にご飯を包んで食べる(高麗人以生菜裹飯食之)」である。
わが国では、15世紀の初めに書かれた「杜詩諺解初刊」に「生菜(センチェ)」が出てくる。17世紀半ばに書かれた「玉潭遺稿」に掲載されたレタス(萵苣・ワゴ)と詩に出てくる「ドゥルバプを持ち出すとき、かごに入れておもてなしするとき、一束剥がす」という一節のように、レタスは朝鮮人が日常的に育てていた野菜であった。「朝鮮無双新式料理製法(1924年)」には「センチ(レタス)を洗って、最後に(真)油をさして、その上に春菊とセファ、サンガトとゴマの葉、ミル葉、コリアンダーの混ぜご飯を上げて食べるのが一番良く白いご飯を包んで食べるのが次のだ」と出てくる。ソウルでは、漢江の名物熊魚を包んで食べることを最高に打った。
レタスにご飯と材料をふんだんに入れて食べる姿をひたすら良く見ただけではない。李德懋は士の礼儀を扱った「士小節(士小節・1775年)」でレタスは「一口に入ることができないことを避けなさい」と書いている。「朝鮮無双新式料理製法」でサム包んで食べることを「危険で汚い」と懸念している。しかし、韓国人のほとんどは、「ポケットのように縮めて口に入れるサンチサムの味覚は、朝鮮人だけが持つことができる緑の味覚(1947年6月12日京郷新聞)」と考えた。
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2015/07/02/2015070202099.html
入力:2015.06.24 00:42
「麦飯チャングクにコチュジャン、チシャで包んで。」(農家月令歌・1843年)は、夏至(新暦6月20日頃)の頃に食べる夏の食べ物だった。1740年頃に編纂された「星湖僿說」には、「わが国の風俗は今でも蔬菜の中で葉が大きいものは全てサムに包んで食べる、サンチュサムを第一に思って家ごとに植えたので、これはサムに包んで食べるための理由である」と記している。サンチュサムに関する最も古い記録は、元の時代の詩人楊允孚が14世紀半ばに書かれた「灤京雜詠」に出てくる「高麗人はセンチェ(生菜)にご飯を包んで食べる(高麗人以生菜裹飯食之)」である。
わが国では、15世紀の初めに書かれた「杜詩諺解初刊」に「生菜(センチェ)」が出てくる。17世紀半ばに書かれた「玉潭遺稿」に掲載されたレタス(萵苣・ワゴ)と詩に出てくる「ドゥルバプを持ち出すとき、かごに入れておもてなしするとき、一束剥がす」という一節のように、レタスは朝鮮人が日常的に育てていた野菜であった。「朝鮮無双新式料理製法(1924年)」には「センチ(レタス)を洗って、最後に(真)油をさして、その上に春菊とセファ、サンガトとゴマの葉、ミル葉、コリアンダーの混ぜご飯を上げて食べるのが一番良く白いご飯を包んで食べるのが次のだ」と出てくる。ソウルでは、漢江の名物熊魚を包んで食べることを最高に打った。
レタスにご飯と材料をふんだんに入れて食べる姿をひたすら良く見ただけではない。李德懋は士の礼儀を扱った「士小節(士小節・1775年)」でレタスは「一口に入ることができないことを避けなさい」と書いている。「朝鮮無双新式料理製法」でサム包んで食べることを「危険で汚い」と懸念している。しかし、韓国人のほとんどは、「ポケットのように縮めて口に入れるサンチサムの味覚は、朝鮮人だけが持つことができる緑の味覚(1947年6月12日京郷新聞)」と考えた。
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2015/07/02/2015070202099.html
0 件のコメント:
コメントを投稿