2017年1月18日水曜日

[バクジョンベの韓国料理の誕生]旅行者の必需品... 東学軍持ち物でも発見
 [24]ミスト粉

バクジョンベ料理コラムニスト・「食べ物江山」著者
入力:2015.07.08 01:05


ミスト粉(はったい粉)はコーラとサイダーが飲料文化を変えるまで、夏を代表する飲料であった。三国遺事に「眞表律師が不思議房に行くとき、米を蒸して乾燥させた糧食をみなした」という記録が残っているほど歴史が古くなった。周禮(周禮・紀元前12世紀)には、「糗は、大豆と米を炒めたものだ」と出てきて、「訓蒙字會」(1527年)には「미시」というハングルと一緒に炒めた穀物という意味の「(초) 」が記されている。

ミスト粉は、米はもちろん、様々な穀物の粉を蒸したり炒めて干したものをいう。もち米で作ったミスト粉が代表的であったがエンドウ豆ミッシー、六香麨(茯苓・マーなど六種類の材料)、千金麨(白茯苓・生姜)、ヘングム麨(あんず)、林檎麨(リンゴ)、覆盆子麨など、さまざまな種類の穀物や果物を使用した(1931年7月4日東亜日報)。

ミスト粉は、家でも食べたが、主に長い道を行く兵士や旅行の必須携帯品だった。東学軍の押収品に「眞米末(眞米末・ミスト粉・東学農民史料叢書)」があって、北朝鮮から降りたキム・シンジョの持ち物からミスト粉が発見された。

ミストはドラビダ語(南インド・スリランカ北東部で使用される言語)で「粉にする」という意味を持つ「メディ(midi)」から「ミッシー(misi)」を経て、ミストに定着した言葉と見たり、モンゴル語の「ムシ(musi・炒麵)」から来たものだという学者もいる。

朝鮮料理法(1939年)には涼しくぐつぐつしたミッシー(ミスト)の作り方が出てくる。「砂糖水を甘く乗ったボウルに大きなスプーンで一さじずつミッシー粉に乗って氷を細かく砕いてあげてください(入れてください)。ミッシー粉は、もち米ミッシー粉がお勧めです。」

http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2015/07/22/2015072200543.html

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