[バクジョンベの韓国料理の誕生]立春を知らせる別味... 目板鰈ではなくグァメギ・わかめ・キジ肉を入れたり
バクジョンベ料理コラムニスト・「食べ物江山」著者
入力:2015.04.01 03:00
[17]目板鰈のよもぎグク
古くから春が来れば、人々は苦味がほんのり漂う香ばしいヨモギで国を煮て食べた。17世紀半ばに書かれた最初のハングル調理書である「飲食知味方」には、よもぎグクに関する最初のハングル単語とレシピが登場する<写真>。「スクタン(よもぎ湯)、正月から二月の間にスクをちぎって醤油局に煎じなさい。キジ肉を細かく刻んで卵に油を入れて、乾燥ニシンを細かくちぎって入れて沸騰させると非常に良い。」
飲食知味方は安東地方の班家の食べ物を記録した。よもぎグクに乾燥ニシンのグァメギを入れるのは慶尚道よもぎグクの特徴である。「慶尚北道浦項、大邱などの地方では、乾燥ニシン과미기(グァメギ)をわら火に口語持って魚皮をベットキヨバリならば珍味の鮮赤色魚肉が出てくるのに乾燥ニシン料理の中には乾燥ニシンのよもぎグクが一番美味(おいしい)と言う。「(1939年5月9日、東亜日報)他の地域では、牛肉や雉肉を肉団子状に仕込んで澄んだスープに入れて煮て食べた。
スクグクは「スクタン」「艾湯」と呼ばれることもした。寒食を前後して、よもぎグクとヨモギ餅を作って食べる風習もあった。地域によってワカメや貝の剥き身を入れたよもぎグクも食べた。統営に目板鰈のよもぎグクが登場したのは、1990年代と推定される。統営の地域の食品だった目板鰈のよもぎグクが2000年代半ばの新聞に紹介され、全国的な春の食品となった。「よもぎグクを食べてこそ初めて春味が分かる」(1959年10月3日、東亜日報)よもぎグクを食べる文化はたくさん消えたが、目板鰈のよもぎグクのおかげでよもぎグクはまだ春の食品の主人公で生き残った。
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2015/04/01/2015040100193.html
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