[バクジョンベの韓国料理の誕生]誰でも食べる国民おやつ... 朝鮮時代は王家の食品
バクジョンベ料理コラムニスト・「食べ物江山」著者
入力:2014.09.24 03:00
[7]トッポッキ
トッポッキの最も古いハングル記録は1860年以前使われたと推定される調理書「酒食是儀」に登場する「ボクキ」だ。ここで出てくるトッポッキは「白餅を上手に五分長さ(3.5㎝程度)ずつ切って、四方ずつ出し釜やツンノグを熱して油を多くひき牛肉を細く叩いて切った餅と同じように炒め」、さまざまな材料と調味料を入れて食べた食べ物だった。
トッポッキは歴史はかなり長い。昔は「餠炙」とも呼ばれた。もちろん、コチュジャンではなく、カンジャンで味付けした。国内文献には、1460年に発刊された「食療纂要」に初めて登場して、朝鮮時代を通して王家と両班家の食べ物として出てくる。1938年大衆歌謡「兄さんは風角屋」に「プルコギトッポッキは一人だけ食べて、きゅうりとかもやしだけ私の手先に」という一節のように庶民は簡単に食べることができない貴重な食べ物であった。
今日大勢になったコチュジャントッポッキの誕生については明確な証拠がない。1950年代新堂洞トッポッキの元祖である故マ・ボクリムおばあちゃんが、中国食堂で餅を誤ってジャージャーメン器に落としたことから着目して餅をコチュジャンで和え売り始めたという話がありますが確認はされていない。
トッポッキの大衆化は、6・25以降救援物資として入ってきた米国産小麦粉と1960年代末から本格化した粉食奨励運動に影響受けた可能性が大きい。保健社会部が1969年に主催した粉食を利用したレシピの研究発表会では、小麦粉で作ったトッポッキが初めて登場する(1969年4月30日東亜日報)。偶然にもその記事の後に学校周辺では、「辛く熱いトッポッキ」(1969年9月17日毎日経済)が不良食品として登場し、1970年代には「コチュジャンでうす赤い餅を」(1973年12月3日東亜日報)炒めトッポッキが最も一般的なトッポッキに据える。サルトクがミルガルトク、調味料がカンジャンからコチュジャンに変わり、トッポッキは最も普及したおやつになった。
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2014/09/24/2014092400142.html
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